切山椒はもち米に砂糖と山椒の粉を練りこんで作るそば状の餅菓子です。 切山椒は毎年12月17日の七日町観音堂の観音様のお年夜に開かれるだるま市に、だるまととも縁起物として並びます。 鶴岡市にはかつて厄除けのために山椒の木を庭先に植えるという習慣がありました。そのことから山椒の粉が練りこまれた切山椒は、年の瀬に一年の厄を祓い新年に良き事あれと願う縁起菓子として根付き、師走を象徴する風物詩として好評を博しております。

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